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配管STPG管とはどんなもの?

STPG(Steel Tube Pipe General)管はJIS G 3454に “圧力配管用炭素鋼鋼管” として仕様が記載されています。

STPG管の呼び方と意味
STPG 370 S 20A sch10

①圧力配管用炭素鋼鋼管を表しています。 通称は“スケジュール管”と呼ばれます。

②材料の引っ張り強さを表し、単位は【N/mm2】です。 370と410の2種類があり、一般的には370が使われることが多い。
  参考:N(ニュートン)はSI単位系の表し方です。 かつてのkgでの呼び方はそれぞれ、38kg/mm2と42kg/mm2です。

③鋼管の製造方法を表し、SとEの2種類が有ります。
  S:シームレス管・・・継ぎ目なし(割高 丈夫)
  E:電縫管   ・・・溶接の継ぎ目あり(割安 シームレスより傷みやすい)

④外径を表し、A呼称・B呼称・通称の3通りの呼び方が有ります。
 (例)外径が27.2mmの鋼管の呼び方
   A呼称:20A
   B呼称:3/4B
   通称  :ろくぶ(B呼称で6/8なので“ろくぶ”と呼びます)

⑤呼び厚さを表します。
 (例)20Aでsch40(スケヨン)の厚さは2.9mm、sch80(スケハチ)は3.9mmです。
      このスケヨンやスケハチが良く使われます。
※蒸気ドレンのような配管が傷みやすく、漏れが発生しやすい箇所にはシームレスのスケハチをお勧めします。
 

⑥STPG管の使用用途
 蒸気、冷温水、冷却水、油、冷媒、消火、ガス

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